漢方パワーで無気力が治りかけている件 2
漢方話のつづきです。
思ったよりも間が空いてしまった。別に誰も楽しみにしてないだろうから、ボチボチ書きます。
前回までのおはなし↓
さて、前回はネットで「心脾両虚」(心と胃腸が弱り、頭も回らないとかいう最低なやつ)についての記事を見つけ、最寄りの漢方薬局に予約メールを打ったところまでで終わっていた。
その後、タイミング悪く海外出張が控えていたために、実際にお店に伺ったのはメールをしてから10日ほど過ぎた頃だった。
メールではこんな得体の知れない30女のために丁寧に対応してくださり、漢方薬局(あやしげ)という未知の世界に踏み入れる恐怖心はなくなっていた。
無気力状態(前回の記事参照)が良くなるのかどうかは半信半疑だったけど。
お店では、さらに詳しく1時間ぐらいかけて体調について質問を受けた。
もうこれだけでカウンセリング効果抜群っていうか、このような怠惰な甘え人間の体調について聞いてくださっている...という謎の感動があった。
聞かれたのは症状について、食事、睡眠、お通じ、その他気になっていることなどなど。
向こうのほうから「ひょっとして、こんな症状はないですか?」とか聞かれて、そういえば...ということも多々。慢性化してしまって、自覚できない症状も多い。
私の場合、お腹が弱いくせに暴飲暴食を繰り返して消化不良を起こしていたり、つねに胸焼けを起こしていたのだけど、これがあまりに日常的になっていたのでほとんど自覚がなかった。
しかしよく考えたら、体調を崩す直前には食べ過ぎ・飲み過ぎている場合が多い。
具体的には、旅行で食い倒れたときとか飲み会が続いたときなど、お腹が張って張って仕方がなく、なのに何も排出されず、胃腸がオーバーヒートしたように全身に熱感と倦怠感があった*1。
そんな状態になるまで食うなよっていう話だけど。
そしてさらに、しばらく「お腹が空いた」という感覚を味わっていなかったことに気がついた。
つまり、今まで空腹感を感じないままに食べ物を胃の腑に流し込んでいたのである!!怖い怖い!!
それから、十分に睡眠を取れていない可能性もあるとのこと。
これは本当に目から鱗で、私の中ではしっかり寝ているつもりだったのだ。
しかし、朝起きるのがつらくて二度寝してしまうということは、睡眠時間が足りていないということかもしれない。
さらに毎日のように鮮明な夢を見ていて、週に1回ぐらいは悪夢にうなされて起きるということも繰り返していた*2。そうなるととても休まった気がしない。
つまり睡眠で脳が十分に休まっておらず、日中にぼーっとしたり物忘れが多くなったりする...のかも?
そんなわけで、
- 胃腸にやさしい食事を心がける(暴飲暴食・冷たいものを避け、寝る直前は食べない)
- 睡眠を十分に取る
という、大変基本的な生活アドバイスとともに、お薬を出していただいた。
出していただいたお薬はこちら*3。
- 人参湯(温める薬)
- 心脾顆粒(心脾両虚を治す薬)↓詳しくはこちら
心脾顆粒(しんぴかりゅう)公式ページ|漢方・中医学のイスクラ産業株式会社
その後、私は持ち前の真面目さを発揮し、生活アドバイスを忠実に守り、朝晩の漢方薬を欠かさずに服用した。
すると、なんということでしょう!!!
つ★づ★く