おばさんにはなれません。

30代,もう若者じゃないけどおばさんにもなりきれない人が日々考えていること

漢方パワーで無気力が治りかけたまま小康状態を続けている件

ここまでのあらすじ

無気力が極まって生きることに罪悪感を覚えていた30女が漢方薬を飲んで健康な生活を試みた結果...!?

 

前回までのおはなしはこちら↓

oh-joe.hatenadiary.jp

 

 漢方薬局で出されたお薬の飲んでみたところ

 

起きれる!!!!!

家事ができる!!!!!

家を出れる!!!!!

雑用ぐらいならパパッとできる!!!!

 

1週間、いや3日ぐらいで効果覿面であった。

これが普通だと思うことなかれ。

私はこれまで3年間、これらのことが週の半分はできていなかったのだ。

朝きちんと起きると、今日も1日頑張るぞっていう気分になるし、きちんと仕事をしようという気持ちになるのだと実感した。

さらに底辺だった自己肯定感が適正なレベルに近づいたことにより、ごはんは美味しいし映画も罪悪感なく楽しむことができるようになった。

以前は何をするにも「今週も二酸化炭素を放出するだけの人生だった」という罪悪感が邪魔をしていたのだ。

 

で、問題は、これは本当に漢方薬の効果なのかということだ。

実際のところ、よく分からない。

なぜなら食事や睡眠といった生活改善も同時に行ったからである。

一番効果が大きかったのは、寝る時間を2時間前倒しして、睡眠時間をそのまま2時間増やしたことだと思う。

8時間ぐらい寝ると、朝起きるつらさがぐっと減り、日中も活力が満ちていることに気がついた。

私は小5ぐらいで早めの中二病をこじらせて以来、「深夜のヲタ活は捗るでござるなあドゥフドゥフッ」という感じで睡眠時間を削って趣味に費やすことが癖になっており、

30を超えた現在でもそれは同様であった。

そして仕事が切羽詰まったときなど、徹夜も珍しくはなかった。

そんな感じなので6時間も寝られれば十分だと思っていたのだが、起きられないのは睡眠の質が悪いせいではなく、そもそも量が足りてなかったのだと気がついたことは、なんつーかエポックメイキングであった。

マジで涙が出るほど当たり前のことである。

 

ちなみに現在、漢方ライフを始めて1ヶ月経過している。

今でも週に1回薬局に通い、そのたび体調について相談したり、薬を変えてもらったりしている。

まだまだ健康体とはいえず、治したいこともたくさんあるが、ひとまず私の無気力状態はただの怠けじゃなく、実際に体調が良くなかったということが分かったことは非常に大きな成果だったと思う。

 

現状、朝狙った時間に起きれるかどうかについては、今のところ勝率は6割といった感じだ。

日中思ったように動ける日が8割ぐらいで、決して毎日調子がいいというわけではない*1

冷えはかなり改善したのではないだろうか。

今のところ、暖房だけではどうにもならず湯たんぽを入れたのは今冬1回だけである。

とにかく毎年この時期は日照時間の減少、冷え、暴飲暴食などでほぼ死んでいることを考えると、今は心身ともにかなり元気だと思う。

 

漢方薬を飲んだことがある人は多いと思うが、特に若い人で漢方の専門薬局に行ったことのある人は少ないんじゃないだろうか。

かく言う私も、ツイッタ―で流れてきたブログ記事(前々のエントリ参照)を見る前は存在すら認知していなかった。

たまたま近くに薬局があって、たまたま薬局のおにいさんが親切な人だったので運が良かったと思うけど、漢方とは長いつきあいになりそうだなあと思っている。

もし心身に何となく不調を抱えていて、「病院に行くほどでもないよなあ...とはいえつらいなあ...」と感じている人がいたら、騙されたと思ってぜひお近くの漢方薬局に相談に行ってみてほしいと思う。

世界が開けますよ。

 

とか書いている今日の私は昼までベッドから起きられず、1日中外に出ずぼんやりして過ごしてるので、あんまり説得力なくて申し訳ない。まあこんな日もある。

*1:当たり前かもしれないが、前日に疲れるようなことをしたとか、お酒を飲んだとか、天気が悪い朝とかは起きづらいし調子が悪い。